VALRHONA(ヴァローナ)チョコレートでつくるおすすめレシピ


いよいよ全国百貨店さんの催事会場などで、
バレンタインを見据えた「チョコレートの祭典」がスタートする時期になりましたね!
先週末は三谷もいそいそと横浜市の某百貨店さんに出かけてまいりました♪


2020年のバレンタイン催事会場で、
目立つのはやっぱり「ルビーチョコレート」みたいでした。



各ブランド工夫をこらしたお菓子に仕上がっていて、

見比べるだけでもなかなか楽しいものです。

ピンク色のチョコレートにはやっぱり独特のインパクトがあって、

「フォトジェニック重視」な今の日本ならではの展開なのかなと感じました。


さて、今回は数あるブランドの中でもこれを外すわけにはいかない、
多くのパティシエにも愛される
「VALRHONA(ヴァローナ)」
のチョコレートについてお話したいと思います。


「VALRHONA(ヴァローナ)」のチョコレートについてお話しようと思うと、
三谷は「きゅーん」としてしまうのです。

なぜなら、「VALRHONA(ヴァローナ)」のチョコレートは
私が学生時代に研修したフランス・ブルターニュのパティスリーで、
まさにメインで使用されていたチョコレートだったから。
ヴァローナのチョコレートを食べると、青春の思い出が蘇っちゃうのです。


その頃は現代のように計量しやすい粒状のチョコレートなんてなくて、
大きな大きな板チョコを、「海賊なのかな?」と思うような
巨大でワイルドな波刃包丁でざくざく刻むところから仕込みが始まったものでした。



今ではヴァローナのチョコレートと言えば、ご存じの通りの「フェーブ」状。
フェーブ(Fève)というのは「豆」という意味のフランス語。
ガレット・デ・ロワに入れる小さな陶器の人形も「フェーブ」と呼ばれるので、
お菓子好きな人にはなじみのある言葉かもしれませんね。


業務用のチョコレートは今や刻む手間のいらない粒状のものが主流ですが、
そのほとんどはベルトコンベアにポタポタとチョコレートをドロップさせて作っている、
小さな碁石のような円盤状のものが多いですよね。


でもヴァローナのチョコレートはよくあるドロップタイプではなく、
モールド(型)に流して作られています。
この美しい形状にはもちろんヴァローナならではのこだわりが。
フェーブの中央部分を薄くすることで、
湯せんにかけたときに均一に熱が伝わり溶けやすくなるように作っているのです。


※画像はその昔ヴァローナさんにいただいたフェーブストラップ(非売品)!


1922年にフランスで創業した「ヴァローナ」は、
世界のプロフェッショナルたちに愛されるショコラブランド。

そのブランド紹介の公式コメントを、一部抜粋してご紹介してみます。

ヴァローナのショコラは作り手やグルメの人々、
つまり「美食家」のために「最高の食材」であることを理念として作られています。

ヴァローナは創業以来、カカオの「味わい」と「アロマ」にこだわり続けています。
カカオの栽培から世界各国の現地栽培者と密接に関わり、
最高品質のカカオ豆を生産し、
そして長年の経験・ノウハウや革新的な技術により、
ショコラの味を最大限に引き出します。


<3つの約束>

高品質なカカオ

ヴァローナでは、カカオの栽培から生産までを手がけています。世界中にある農園の現地栽培者とのパートナーシップを大切にしており、長年の経験で培った栽培技術を次世代へと伝承することで、高品質なカカオを栽培しています。また、自社農園では、絶滅寸前の品種の保護を行っています。

傑出した味わい

ヴァローナでは、「味わい」を大切にしています。カカオの味と香りの分析結果を長年にわたり蓄積し、プロファイル・データ「カカオテック」を作りました。また、200名を超える味のエキスパート「官能分析官」が、複雑で個性的なカカオ豆を選別し、専門的な工程によりショコラの味を最大限に引き出します。

創造性への挑戦

ヴァローナでは、エコール・ヴァローナのシェフと研究開発チームが一体となり、レシピや新製品の開発に取り組んでいます。また、世界で活躍するシェフをエコール・ヴァローナに招致した研修を開催するなど、ショコラからひろがる世界を皆さまにご紹介しています。


まぶしい!><


どうでしょうか。なんていうかまぶしい世界観だと思いませんか?


ヴァローナさん(思わず「さん」を付けてしまうほどに)の世界観は、
チョコレートはもちろんのこと、
文章から写真からカタログの1冊までもが緻密に丹念に練り上げられていて、
すべてがまるでアート作品を見るかのようなんです。


ヴァローナのチョコレートの中にはいくつかのシリーズがあります。
産地限定のカカオ豆を使用したシリーズや、
「名作」と言われることの多いブレンドのシリーズ。
「グアナラ」
「カラク」「ジヴァラ・ラクテ」などの代表的な銘柄は、
そのままパティスリーのお菓子の名前になることもあるほどです。

そして2020年、
TOMIZではこのヴァローナの代表的なチョコレート5種を
200gのオリジナルパッケージになることが決定いたしました!


手のひらサイズー!!※またドラ●もん風

(テッテレー)


今ご説明したヴァローナの代表作であるところの、
【グアナラ】【カライブ】【カラク】【ジヴァラ・ラクテ】【イボワール】の5種類が、
このパッケージで間もなく登場いたしますよ。


ヴァローナチョコレートの業務用サイズはこちらの袋でおなじみですが、


おいしさと風味を保つために作られた
この黒く美しいパッケージにならって完成したものなんです。

どのチョコレートもまさに「名作」。


チョコレートって苦手って方、意外と男性に多いと思うんですが、
なぜかヴァローナのチョコレートはおいしいという方が多いんです!(三谷調べ)

私は本来ビターめの濃いチョコレートが好きなのですが、
ヴァローナに関しては「カラク」と「ジヴァララクテ」が最愛です。
「グアナラ」にはシェフの言葉が聞き取れなくて何度も何度も聞き返した苦い思い出も。
ビターチョコレートだけに70%くらいの苦さでね・・・・


※フランス語で発音すると「グァナハ(あえてオーバーに言うとですが)」って
聞こえるんです。

そう、あれは○○年前。


リヨンの学校からひとりTGV(フランス新幹線)に乗って、
えっちらおっちらと確か8時間以上かけてたどり着いた、ブルターニュの研修先。


出迎えてくれたお店の先代シェフに、
「どれでも好きなものを食べていい」と店頭から選ばせてもらったのが、
まさにヴァローナの「カラク」を使い、
ラズベリーと合わせた至高のチョコレート菓子でした。


それは驚くほどなめらかで濃密で、
20歳そこそこだった三谷には衝撃的なおいしさだったんです。


どうしてこんなにおいしいの?
こんなになめらかで、こんなに、こんなに・・・

と、カタコトのフランス語で聞く私に、お店の先代シェフは

「なぜって、おいしいショコラだからね。」

と、きわめてシンプルに答えてくださったのでした。

それ以来、ヴァローナのチョコレートはずっと変わらず、私の中で特別な存在です。

国産のチョコレートも、もちろん私は大好きです。
親しみやすくて、お子さまから年配の方、老若男女を問わずに
「ああ、おいしいチョコレートだね」とにっこりできるのは、
やっぱり国産チョコレートかなと思います。


でももしまだヴァローナチョコレート未体験の方がいらっしゃったら、
今回の新パッケージを機会にぜひ一度はお試しいただけたらなと思います。

ちなみにヴァローナチョコレートをつかった、
おすすめレシピはこちら!!


大人の生チョコケーキ

ぜひ、こちらのレシピでおいしくて特別な時間をお過ごしください♪


さて次週は・・・

お待たせしました!

バレンタインはこれにおまかせ!

直前でもバッチリOKの、あの人気商品シリーズ(2020年版)をご紹介いたします。

人気Youtuberのはるあんさんとのコラボ企画も、大人気です!!


どうぞお楽しみに!

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