愛され小麦!母なる小麦の【きたほなみ】

みなさんこんにちは!

今週は小麦粉の回ですよ!


さて。

みなさん遂に今回で、TOMIZが取り扱っている

北海道産小麦についてのブログが最終回です…!!


長いようで短かったなぁ~…どれもこれもまだ語り足りないですね。

でもご安心ください。(何を)

北海道産の小麦粉でなくとも、まだまだ小麦粉はたくさんありますよ!


そして、小麦そのものを語らせたらもーっとありますよ^^


これからもひとつひとつご紹介するので乞うご期待!


ということで、

ありがとう北海道。


ラスト北海道を飾るのは【きたほなみ】です!!


まずは恒例のプロフィールから。

【きたほなみ】はホクシン小麦の「後継品種」で、

お母さんが「北見72号」(後の「きたもえ」)で、お父さんは「北系1660」です。

作付地域は北海道全域で、なんと北海道の秋まき小麦の約90%を占めます!


そして【きたほなみ】の由来ですが…。

実はネットに確かな情報ってどこにも載ってないんです。


探せど探せど見つからない【きたほなみ】の由来ですが、

実はさすがの私でも知り得ない情報だったので、

思い切ってとある方に連絡をとり、独自に入手してきました^^


このとみログを読んでいる方限定で特別にご紹介します!


その方とは、北海道立総合研究機構の吉村康弘さん!

吉村さんは、北見農業試験場で【きたほなみ】の育成に関わった方です。

(私にとっては【きたほなみ】を作ってくれた神様のようなお方です…!)


コメントを下さり、本当にありがとうございます!!


さて、その由来ですが、

「北の大地に小麦の穂が美しく広がるイメージ」から、

「きたほなみ」と命名されたそうです。

今やまさにそのイメージ通りになりましたね^^♪


最初は漢字で「北穂波」と提案があったのですが、

「ひらがな」にして農水省に提出し、そのまま採択されたそうです。


一般的には日本めん用粉(うどんなど)としての認知の方が高い【きたほなみ】

でも、北海道産小麦粉の薄力粉や準強力粉は、この【きたほなみ】が主体で、

強力粉や超強力粉とブレンドして使われることが多く、幅広く愛されている品種です^^


ここでお話したいことが、

「後継品種」という言葉。


みなさんサラ~っと聞き逃しがちの方が多いですが、

そもそもなぜ「後継品種」というものが存在するのかご存知ですか?

いざ聞かれると話せない人も多いと思います。

(そして話せたらあなたは小麦粉マニアです)


みなさんに今回お伝えしたいこと…それは…。


「小麦は世代交代をしていくものだということ!!」


と言っても、「後継品種」というとなんだか堅いですよね。

要は品種の切り替えです。

目的は、より育てやすい品種に切り替えるために行われます。


今回の場合だと、【きたほなみ】は「ホクシン」に比べて

同じ作地面積でも収量が多くて病気に強く、

安定的によい品質の小麦が得られるために

平成22年の播種(種まき)から全面的に切り替えが行われました。


後継品種を作ることは非常に大切なことで、

優れた小麦でも、”病気に弱い””収量が少ない”

といった育てづらい問題を抱えている品種がある場合、

これらの問題を解決する品種の育成を目指して農業試験場が研究を日々行っています。


農業試験場でも小麦の育成は早回しで育てられるわけではないので、

1年にわかる結果は1回のみ…。


これを繰り返していくことになるので、

新しい品種の開発、改良にはとても時間がかかってしまう。


でも、今までご紹介した国産小麦たちは、

比較的最近みなさんの元に届いたものが多かったですよね?

春よ恋キタノカオリ などなど…)


それは、この後継品種や品種改良のおかげなのです!


本当に、長い年月をかけて小麦粉は常に進化をしているのだと思うと、

私も少しづつでも成長していかねばという気持ちにさせられますね(汗)


今はまだ見ぬ小麦たちに出会えることを楽しみながら、過ごす毎日ですね♪


おっと!

思わず【きたほなみ】のブログなのに「後継品種」の話で終わるところだった…。


ここからまた軌道修正ですね!


ところで、私がさっきから【きたほなみ】【きたほなみ】と言い続けていますが、

実はTOMIZで“きたほなみ”と検索すると【きたほなみ全粒粉】しか出てきません!!


こちらは見たことあるのではないでしょうか?

★北海道産全粒粉 きたほなみ/500g★


「あれ、じゃあきたほなみってどこにあるの??」

と思われた方…安心してください。

【きたほなみ】は確実にTOMIZの中にいるのです。


名前を変えて!!


恥ずかしがり屋さんな小麦粉…という訳でもないのですが、

先ほどお話した通り、【きたほなみ】

北海道産小麦粉の薄力粉や準強力粉は、この【きたほなみ】が主体で、

強力粉や超強力粉とブレンドして使われることが多く、幅広く愛されている品種です^^

(※本記事2回目) 


多くの種類の小麦粉の主体となり、まさに母なる小麦粉として

色々な名前になって、あなたの元に届いているのです!


実際の【きたほなみ】を主体とした小麦粉たちがこちら^^


・とみざわからの贈り物(国産薄力粉)

先日リニューアルした北海道産薄力粉。

きめ細かでしっとりとしていながら口どけが良いのが最大の特徴です。

シフォンケーキやスポンジケーキにぴったり!!


・ファリーヌ

ドルチェと比べて低タンパクで、ふわっと軽く仕上がります。

ロールケーキやスポンジケーキには最高です!


・ドルチェ

スポンジケーキや焼き菓子など、オールマイティに使用できる万能薄力粉です!


・クーヘン 

薄力粉と言うよりも、菓子用粉。 

灰分も高く、小麦の風味をしっかりと感じられ、パウンドケーキや焼き菓子には最高です^^


さて、強力粉もいきましょう!


・タイプER(ハードブレッド専用粉)

言わずと知れた、準強力粉。

灰分がかなり高めで、バゲットなどハード系のパンを焼くと、

小麦の旨味を十分に感じられクラストはパリッとしたパンが焼けます!


どれかは必ず知っているはず…!

なんと【きたほなみ】は今ご紹介した小麦粉すべての主体となっているのです!


幅広く愛されるには姿は1つではない…という小麦粉があっても面白いですよね^^

そしてこれらそれぞれにオススメのレシピや特徴などがあります。

是非このままお話したいのですが、それは次回のお楽しみです♪


今回は「後継品種」の重要さ!

これがなければ今の小麦粉たちはいない!!


ということと、


【きたほなみ】は秋まき小麦で北海道No.1の栽培量!

その秘密は、小麦粉でも数種類の主体となり、

もちろん日本めん用粉など幅広く愛される小麦だということをみなさんにお伝えしたい!!というのが本日のまとめ!!


うーん。

我ながら北海道小麦ラストを飾るのにふさわしいと思っています。


さて、そんなわけで今回ご紹介した【きたほなみ】が、

主体となっている小麦粉のそれぞれについて、

さらに深く掘り下げてしっかりとお伝えしていきますよ!


それでは今回はここまで^^

次回も是非読んでくださいね!

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