ブラックココアパウダーと普通のココアパウダーとの違いとは?レシピで違いを検証!

そういえば先月、こんなとみログの記事を公開させていただきました。

あなたはチェックしてくれていたかしら?


ココアを使ってほろにが風味!

簡単スイーツ、パンレシピ5選

タイトル通り、ココアパウダーについての記事なのですが、ふとこんな疑問が。

「純ココアパウダー」以外のココアパウダーもあるじゃん!違いって何だ?

って。


というわけで、本日迫ってみるのはこちらのアイテム。


ブラックココアパウダー

実はこちらのアイテムは、その名の通り、「ブラック」な見た目のインパクトが激しい、ココアパウダーなんです。
「ココアパウダー」なので、実は原材料は、通常の「ココアパウダー」と一緒。カカオ豆がもとになっているのですが、その際の加工が少し異なってくるのです。


そもそも、原材料であるカカオ豆は、もともと少し酸味があります。

このカカオ豆にふくまれる「カカオマス」からココアバターを取り除くときに発生する「ココアケーキ」と呼ばれる部分を粉末状態にしたものがココアパウダーといわれるアイテムです。

その際にアルカリ処理といわれる処理をすることで酸が緩和されるのですが、この処理をおこなうことで、黒く色が濃くなっていきます。

ちなみに行わない場合は…ご存じの、赤茶色っぽい「ココア色」なのは…しっていますよね…?

ただこの「ブラックココアパウダー」、色味として使うのは良いのですが、ココアパウダーとしては風味は劣りますし、どちらかといえば苦味の強い味になるまで…。


例えばこんなレシピで、色味を楽しむにはピッタリなのです。

モーモー☆クッキー

もちろんパンだって!

大人のバゲットショコラ

ほら、どちらも「黒さ」を楽しむためのレシピでしょ♪

まさにこのように「色味」を楽しめるようなお菓子&パン作りにはぴったりなんです。ただ、先述もしましたが、味はやっぱり通常のココアパウダーのほうが香りもよく、苦味もすくないので、使いやすいはず。


それぞれの特徴をマスターして、ぜひあなたのお菓子&パン作りにお役立ててみてくださいね!

(ちなみに、TOMIZの通常の純ココアパウダーも、アルカリ処理自体は行っております。)

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